婚活の終わりし所
婚活という名の長い旅路を終えて、ある者は旅路の途中で力尽き、またある者は婚活の最中に新たな戦場へと赴いていく者もあった、しかし我々の婚活には終わりはない、なぜならば我らは誰もが誰かのエゴイストであるからに他ならない、人と人との関係が絶たれる事のない限り我々が婚活のまるで呪いのような呪縛から逃れる事は能わず、結局のところ我々は運命における奴隷でしかないのかもしれない。
しかし先程我々の婚活には終わりがないと言ったばかりだが、スマンありゃウソだった。たしかに婚活には明確なゴールと言う線引きもラインテープもありはしないが婚活においてある種のゴールのような区切りとはたしかに存在する、だがそこに辿りつけるものは数多く存在する婚活ソルジャーの中でもほんの一握りの婚活ソルジャーに限られる(正確にはたどり着いた時点で婚活ソルジャーでは無いのだが)
夢の生まれし婚活
我々、婚活ソルジャーは別に自殺願望者の隊列を敷いたデスゲームに参加している訳でも嬉々として魔女の釜の底に飛び込むようなデスマーチを行いたいわけでもない、ただひたすらに婚活における救済と救世を目的に結婚活動を行なっているのだ。コレは決して用意な事ではない、婚活とは誰もがデスマーチだと明確に認識しながらもそれでも止める事のできない、まさに歩く死の軍列だがしばしばその列から飛び出し先駆け一番槍で華々しく散っていく者も少なくはないが、婚活における成果だけを見ればその効果は非常に低く無駄死にに近いものだが、その死に顔は晴れ晴れしい物であった。このように婚活ソルジャーの生涯は多くの場合孤独の内に増えていく事も往々にして多く多難である。
婚活の最果て
婚活ソルジャーが行き着く果ては多くの場合は路地裏のゴミ溜めのように凄惨なものが多い、それほどに婚活の難易度は高くそびえ立っているのだそそいて婚活ソルジャーにはそびえ立つ難易度の壁を攻略するための装備は配布されない事がほとんどであるため、結局ソレらの驚異は剥き身の両手であたることになるのだから婚活の熾烈さがお解りいただけるだろう、そんな婚活の最前線を勝ち抜いた勝利者がアナタの父であり母でありそしてソレら強者のハイブリッドがアナタ自身なのだ、自信を持ってみるがいい。